謝罪会見ではありません。
そう、今日は県立津久井湖城山公園のボランティア組織である「SKTボランティア」スタッフの説明会でした。
改めて、お話しましょう。
「SKT」とは「S=好きなこと、K=興味があること、T=得意なこと」の頭文字をとった造語です。
そう、「助っ人」です。
公園内で行われる様々なイベントや事業に皆さんの好きなことや興味のあること、得意なことを活かして、お手伝いいただくボランティアの方々が「SKT」になります。
今年からよりボランティア活動がやりやすいようにと仕組みを変更し、今日の説明会を迎えることができました。
登録いただいたSKTボランティアの方々は総勢44名。
現在は「畑班」、「花壇班」、「歴史班案内・解説隊」、「公園班」、そして新たに「写真隊」と「御飯隊」が加わり、活動をします。
それぞれの活動についてお話します。

月々2回ほど、公園内にある畑の耕作を行なっています。
今年は津久井在来大豆や小麦を栽培しています。
栽培した小麦は味噌作りをしたり、秋に開催される収穫感謝祭では栽培した小麦を使ってうどんを作り、来園者の方々に食べていただくということもやっています。

「花壇班」
ダム側花の苑地の花壇「ロマンの丘」を舞台に毎月2回作業を行なっています。
この班の面白いところは花壇にお花を植える際、そのデザインから考えて行うところです。
あるときはサッカーボール風だったり、虹を表現しているものだったりと様々なデザイン、綺麗なお花を植えて、公園に遊びに来た人たちを楽しませています。

ここ津久井湖城山公園は戦国時代津久井城の跡地に作られた公園です。
戦国時代津久井城として使われなくなったあとも、江戸時代にはお代官さまが政務を執った陣屋が置かれました。現在も山頂を歩けば、戦国時代に築かれた土塁や堀をみることもでき、地域にとっても重要な遺跡です。
そんな歴史ある場所を案内し、解説するのが、彼ら歴史班の方々です。

公園班の活動は主に展示施設も兼ねるパークセンターでの展示を行います。
1年かけて資料を調べ、準備し、そして秋の収穫感謝祭で発表します。
これまで地域の昔話である「たぬき和尚」の紙芝居を作ったり、地域の歴史を伝えるために伝承「水汲みの道」を調べ、展示したりしています。その成果をまたパークセンターで展示します。
今年は津久井の養蚕について調べています。
そして新たに「写真班」と「御飯隊」を組織しました。
津久井湖城山公園の魅力を切り取っていただき、来園者の人に伝える「写真隊」とイベントの下支えであり、とても重要なポジション、御飯を作り振る舞っていただく「御飯隊」です。
これらについてはまた活動しながらお話しますね。
と、このような形で県立津久井湖城山公園では様々な活動の助っ人の方々にお手伝いしていただいています。今年もよろしくお願いいたします!!