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2012年12月15日土曜日

【告知】FMさがみで城山歴史登山ガイドウォーク紹介

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こんにちは、SMです。

今日はイベント紹介の告知です。
年明け1月に「城山歴史登山ガイドウォーク」を実施します。
今回の城山キャッスリングこと「城山歴史登山ガイドウォーク」はテーマを津久井城歴史縦走ガイドウォーク!(マニア向け)とし、これまでとはまた違ったガイドウォークを考えています。



内容は

1.普段は案内しない大手道や斜面に築かれた石積みなどをみる!
2.登山道とは違った景色から津久井城をみる!!
3.タイトルどおり、歩く!!!

普段のガイドウォークより、少々タフな企画になると思います。もちろん、お一人様からのご参加も大歓迎です。

参加をご希望のかたは下記のメールアドレスから申し込みが可能です。





この城山歴史登山ガイドウォークをFMさがみの人気番組「それいけ、さがみ月光団」で紹介していただきます。
本日、月光団団長の蝉丸さんと現地を歩き、取材していただきました。
番組開始時間は16:00から開始です。
城山歴史登山ガイドウォークの紹介は16:40ころからとのことです。
お時間あるかたはぜひぜひお聞きください。

番組情報
「それいけ、さがみ月光団」
エフエムさがみ(周波数83.9)にて毎週日曜日
16:00〜19:00

番組USTREAM
それいけ!さがみ月光団! on USTREAM
Ustではラジオ放送中の団長の様子が見れます。

城山歴史登山ガイドウォーク
イベント詳細
日時:2013年1月12日土曜日 10:00〜15:00
集合場所:根小屋地区パークセンター
備考:
・事前申し込み必要(パークセンター:042-780-2420)
 →メールで申し込む
・お弁当持参
・防寒着、歩きやすい格好

2012年11月30日金曜日

のんびり歩く秋の城山歴史登山ガイドウォーク



こんにちは、SMです。

やってきました、城山歴史登山ガイドウォーク。
今回は秋の城山をのんびり歩くことを目的にしました。

が、あいにくの天気。
天候は曇り。雨はなんとか上がったものの、なんともモノさみしい雰囲気です。
それでも、歴史登山ガイドウォークとなると、気分は高揚しますね。

まずはパークセンターの展示室でスライドを投影しながら、城山の全体をお話し、いざ山頂まで。
今回は特別に江戸時代のはじめに描かれた津久井城の古城図を持って、出発することにしました。

現在の地形と古城図に描かれた場所を合わせながら、現地では歴史のお話をしながら、のんびりと登山。
途中、まだまだ盛んなモミジが抜群に綺麗なポイントを通りました。
あいにく、喜びすぎて、写真撮影するのを忘れました。

またちょうど、相模原市の教育委員会が主催している津久井城跡市民調査団が「森のステージ」奥の「里山広場」で発掘調査を行なっている最中でした。
なかなか普段は接する機会が少ない発掘調査の現場を見学することができました。

発掘調査は12月5日までの予定です。





城山には戦国時代、江戸時代に利用されていた痕跡があちらこちらにあります。
ただ、どうしても葉っぱや土に隠れていたり、見えにくくなっています。
それは長い年月をかけて、土に埋まって行ったり、風化していったりと変化していった結果です。

なかなか案内板だけでは伝わらないところを一緒に歩いて、見て、お話しながら、津久井城を登山することは私にとってもとても嬉しい一日でした。

次回は1月12日に開催。
この日は下草も枯れ、葉っぱも落ちるのでとても散策するにはいい時期になります。
普段は案内しない場所もこの日は一緒に散策しようと思っています。
名付けて、「津久井城歴史縦走ウォーク」。

ご興味のある方はどしどし御連絡くださーい!


2012年11月25日日曜日

第10回収穫感謝祭を開催しました。


こんにちは、SMです。

さて、本日は収穫感謝祭の開催日でした。

今日この、「今日のこんにちは」を書くことになったのは誰かしらの陰謀かと思いながら、文章をしたためています。
さて、本日は津久井湖城山公園の一大イベントである「収穫感謝祭」の開催日でした。ボランティア・スタッフ総勢180名の方々にお手伝いいただき、イベントは開催されます。まだまだ収穫感謝祭のなかでできること、やらなくてはいけないこと、そしてできていないことなどなど色々なご意見があることは重々承知しています。
しかし、まず私たちは、中身ももちろんですが、多くのボランティア・スタッフの方々と一緒にお祭りを開催できることが最も嬉しいんですね。
その嬉しさを今日は抱き、筆を置くことにします。明日以降の脅威の片付けは今は考えず、健康的に帰路につきたいと思います。
改めて、ご来園いただいたお客さま、ご参加いただいたボランティア・スタッフの皆様、そしてお祭りを開催するにあたり、ご迷惑、及び多大なご協力を頂いた地元の皆様、本当にありがとうございましたーー!!!(SM)


「今日のこんいちは-11月25日(日)-」より

文章の手抜きではありません。
ここでは「今日のこんにちは」では書ききれなかったことやお見せしたいものについて、お話したいと思います。

今年の収穫感謝祭はすべてのブースの数は26。
参加団体は16を数えました。

特設ステージでは

毎年、「森のステージ」では演劇を行なっていますが、新たに研修棟前に特設ステージを設置。
そこでは二本松友和会による和太鼓、上溝ぼうち唄保存会さんによるぼうち唄、そして大沼土窯搗き唄保存会さんによる土窯搗き唄が行われました。






上溝のぼうち唄は戦国時代津久井城が落城したことを伝える唄が伝わっています

「津久井の城がおちたげな
弓と矢と
小旗(しょうき)の竿が流れてくる
それそれ粉んなれ粉んなれ」

まさか、津久井城でそれを観ることができるとは思っていなかったので、思わず感動しました。

 森のステージでは

「森のステージ」では劇団「ブラック・ロック」による寸劇「アラクモノ」が演じられました。
戦国時代津久井城を舞台にして、当時の民衆が主役の劇になります。
武田信玄の小田原攻めを契機にして、高まる緊張感を背景に津久井に落ちのびてきた武田軍の将兵と津久井の「アラクモノ」が出会うことに物語は始まります。




途中で矢沢永吉ちゃんがでてきたりと素直に面白く、またもう一方で戦国時代の雰囲気を感じる舞台でした。
また見たいなぁ♫


里山広場では

現在、津久井城址市民調査団による発掘調査が行われています。
この日は発掘調査の現地説明会が開催されました。
なかなか普段は馴染みのうすい調査現場ですが、この日は近くでみることができました。






他にも


竹細工製作体験コーナーではお箸や竹ポックリなどの様々な道具を作ったり、











 ぐるぐるパンコーナーでは竹に蒔いて、炭火で炙ってパンを作ったり、












バームクーヘンコーナーでは煙をよけながら、バームクーヘンを作ったり、











他にも様々なテントブースや体験が盛りだくさんの一日でした。










最後に改めて、ご協力いただく地元の方々やボランティアの皆様、そして、ご来園いただいた皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございましたーー!!!

来年も11月の最終週の日曜日に開催しまーす!!!!
もし、出展やご参加にご興味をお持ちの方はどしどしコメントくださーい!!!!!

2012年9月16日日曜日

甲冑製作はじめました。


我等が津久井衆甲冑隊と歴史班はこの度同盟を組み、ともに甲冑製作を行う契りを交わしたでござる。

とムズカシイ言葉使いは後回しに本日は甲冑製作はじめましたについてお話しましょう。
今回は私のほうが甲冑製作の勝手がわからないということで、まずは実験的に1つ作ってみることにしました。
来年度以降、またみんなで作れたらなぁと思っています。

さて、今回は甲冑製作にあたり、津久井衆甲冑隊として活動していただいている方に講師になっていただきました。
手作り甲冑は好きな方々が集まり、各地で製作されています。
例えば鉄板をつかったもの、紙でつくったもの、そしてプラスチックでつくったもの。
などなど材質からして様々。
これにデザインや見た目を入れるともっと多種多様な甲冑が作られています。


今回、私達が作るのは「まずは一つ目を!」ということでプラスチックの素材で作るものにしました。
見た目については戦国時代の武将が着ていた甲冑を集めた書籍を参考に、「あーでもない、こーでもない」と議論。「いやぁ、当時の人達はシャレオツですね!」と作るとなった途端に見えてくるこだわり。
手間と時間を考慮して、なんとか今回の目標地点を決めることができました。

そして、実際に製作の段になるのですが、用いた素材に設計図を書いていきます。

マジックで何センチ、何センチと幅を決めていく作業です。

このとき、最終的に紐を通す穴の数も考慮に入れなくてはなりません。
ちなみに紐は通せば、通すほどに甲冑の見た目は迫力を増します。其の反対は「いわんや・・」



そのあたりの塩梅を取りながら、設計図を描きます。
結局、私たちは当初は同時に2つ製作する予定でしたが、二人一組で1つ作ることに”専念”します。
「まずは一つ!!」を合言葉に、今年11月に開催される収穫感謝祭でのお披露目を目指して、これから汗を流します。



2012年5月13日日曜日

津久井衆出陣す(歴史班活動番外編)


鉢形城で開催された寄居北条まつりに出陣してきました。

鉢形城は埼玉県寄居町にある戦国時代北条氏邦のお城です。
津久井城とは異なり、丘城に分類される、比較的比高差の少ない城郭であり、深沢川と荒川が合流する地点に築城されています。小田原城を本城とし、埼玉県に位置する支城ですが、後北条一族の直系のお城です。

とても全体の残りがよく、1932年には国指定史跡に指定されており、現在は鉢形城公園として整備されています。

その鉢形城では1961年に『第1回鉢形城供養祭』が開催され、現在では名前を「寄居北條まつり」に変え、なんと今年で51回目を迎えます。


そんな歴史あるお祭り、我らが津久井衆は出陣してきました。


津久井地域でこれまで活動されてきた「城山を愛する会」さんから自作甲冑をお借りし、さらに主催する三鱗会さんにも甲冑をお借りし、のぼりは城主内藤氏のものと「津久井三十六騎衆」のものを従え、武者行列と戦再現に参加してきました。


お祭りは約1時間程度、町内を練り歩き、その後、河原で合戦再現が行われます。


行列の最中には「津久井ってどこから??」や「なんと津久井から来たのですか?!」と両方の声を受け、また道路沿いに集める皆様から嬉しいご声援を受けました。


それにしても暑い!重い!と嘆きたくなるのを抑え、近年稀にみる笑顔。しんどくても楽しいってあるんですね。






そして、お祭りのクライマックス。
合戦再現が始まります。
合戦は1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原攻めの時、鉢形城に陣取った郷土の武将北条氏邦は、5万人の豊臣勢を相手に、わずか3500人の兵力で1ヶ月余り攻防戦を続けた様子を再現したもの。
寸劇ではありません。
実際にヤリ(先っちょはスポンジで出来ています。)で突き合う!、叩き合う!、けん制しあう!というもの。
素直にヘッピリ腰になります。
各地で花火を利用した大砲が打ち上げられるなか、両陣営が中央に集まり、戦が行われます。




ん~怖い!
ヤリを向けられるだけで、こんなに怖いとは!!
これは新鮮な体験。今後津久井城の案内の際に行う武器の説明はより迫力ある伝え方ができるでしょう。
というようなことをぼんやり考えながら、そうそうに身体を突かれたため戦死。
無念です。
ヤリで突かれた場合はその場に合戦が一端終了するまで倒れていなくてはいけません。
もみくちゃになっているところで倒れる怖さといったら、もう・・・。

と、いうようなやり取りを行い、合戦は終了します。
北条方の津久井衆ですが、徳川方の軍勢に参加し、勝利した我々は意気揚々と帰路に尽きました。


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