2012年6月18日月曜日

養蚕の浮世絵をみるのである


さて、今日の公園班の活動は先日お話したように、養蚕を描いた浮世絵をみることにしました。
あいにく身体を壊して欠席された方もいたので、今日は全体を進めることはせずに、これまでの確認をすることにしました。

養蚕を描いた浮世絵が描かれたのは江戸時代にこと、現在データベース化されているのをみると始めと終わりとでは100年以上描かれた年代が異なります。

全体的に後半になればなるほど、色彩が豊かになっていくんですね。
このあたりは美術史としてみても十分面白そうですが、あらぬ方向に脱線しそうなので我慢しました。
一つづつみていくと、養蚕の基本的な流れに大きな変化はありません。
また模写した資料もあるので、書き手は違うけれど、変化せずという印象を持ちます。
しかし、よくよくみると使っている道具が変わったりと養蚕技術の変化をみることができます。

というようなことをあれこれみんなで話をしました。
次回はより具体的に課題をお話できればいいなと思います。


養蚕を描いた浮世絵は以下のサイトで見ることができます。

VR-浮世絵展示室
http://www.biblio.tuat.ac.jp/vr-museum/ukiyoe.htm


追記

次回の活動内容でもあります。

昨日、K地原さんとこに遊びに行って来ました。

いろいろとお話してきたのですが、

津久井の養蚕についての映像

・相模原市立博物館制作「最後の養蚕 2010年秋」

・桜美林大学の実習で制作された「25g」監督・撮影 入江修平

をお借りしたので、次回見ましょう。

あと、菊地原稔・守屋博文「最後の養蚕」『ふるさと津久井』5号 2012

の抜き刷りをいただいたので皆さんにお配りします。

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