2012年12月15日土曜日

【告知】FMさがみで城山歴史登山ガイドウォーク紹介

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こんにちは、SMです。

今日はイベント紹介の告知です。
年明け1月に「城山歴史登山ガイドウォーク」を実施します。
今回の城山キャッスリングこと「城山歴史登山ガイドウォーク」はテーマを津久井城歴史縦走ガイドウォーク!(マニア向け)とし、これまでとはまた違ったガイドウォークを考えています。



内容は

1.普段は案内しない大手道や斜面に築かれた石積みなどをみる!
2.登山道とは違った景色から津久井城をみる!!
3.タイトルどおり、歩く!!!

普段のガイドウォークより、少々タフな企画になると思います。もちろん、お一人様からのご参加も大歓迎です。

参加をご希望のかたは下記のメールアドレスから申し込みが可能です。





この城山歴史登山ガイドウォークをFMさがみの人気番組「それいけ、さがみ月光団」で紹介していただきます。
本日、月光団団長の蝉丸さんと現地を歩き、取材していただきました。
番組開始時間は16:00から開始です。
城山歴史登山ガイドウォークの紹介は16:40ころからとのことです。
お時間あるかたはぜひぜひお聞きください。

番組情報
「それいけ、さがみ月光団」
エフエムさがみ(周波数83.9)にて毎週日曜日
16:00〜19:00

番組USTREAM
それいけ!さがみ月光団! on USTREAM
Ustではラジオ放送中の団長の様子が見れます。

城山歴史登山ガイドウォーク
イベント詳細
日時:2013年1月12日土曜日 10:00〜15:00
集合場所:根小屋地区パークセンター
備考:
・事前申し込み必要(パークセンター:042-780-2420)
 →メールで申し込む
・お弁当持参
・防寒着、歩きやすい格好

2012年12月13日木曜日

津久井城の発掘調査終了しました。


こんにちは、SMです。

津久井城跡市民遺跡調査団の里山広場での発掘調査が終了しました。

これまでお話したようにこの活動は相模原市教育委員会、相模原市立博物館とそして、私達、(公財)神奈川県公園協会の連携事業でそれぞれの団体に所属しているボランティアさん達と一緒に調査を行うものです。
調査にあたっては今回や前回のような講義や研修、そして発掘調査から調査成果の展示まで様々な活動を1年に渡って行います。



今年度の発掘調査は「里山広場」で行いました。
「森のステージ」のさらに奥、現在は広場とベンチが設置されています。

調査は11月5日から12月5日まで、約1ヶ月行いました。
昨年度に引き続き、根小屋地区の城坂一体に広がる曲輪の実態解明を目的に行なっています。
昨年度は「森のステージ」のちょうど真正面にあたる数カ所の曲輪を対象に発掘調査を行い、段切りや柱穴などを発見しました。

今年度は「里山広場」の中心に南北に調査区を設定し、発掘調査を行うことと、「森のステージ」の上段部分の測量調査を行いました。


「里山広場」の発掘調査ではとても興味深いものが発見されたので速報でご紹介します。

 角のとれた丸い河原の石や角のある山石を斜面に貼り付けている遺構。

  石は全体的に丸く配置しており、調査区の外まで広がっています。

 また写真中の人が立っている足元では石は発見されず、また固く硬化しているため、道ではないかと想定されています。




 河原石が直線的に並んでいる石列。
写真中の矢印に沿って、河原石が並んでいます。
矢印の右側には上面が平らになった石が配置されていました。左側には流れ込んだと思われる土砂が溜まっています。







調査担当者から、これらの時期は概ね中世だと考えられていますが、まだまだこれから細かく整理する必要があるとのことです。
今後、今回の調査のまとめを行い、相模原市の文化財展や市立博物館、そして津久井湖城山公園のパークセンターでも調査の成果展を実施します。
これらの開催期間についてはまた詳細決まり次第御連絡させていただきます。

ではでは、今回の調査ではどうやら「里山広場」には入念に作りこまれた何かしらがありそうだということがわかりました。
詳細についてはまた整理できしだい、お話させていただきます。
今回は速報というかたちで「こんなものが発見されました!」ということだけお伝えしました。

乞うご期待!!

2012年12月9日日曜日

ネイチャーゲームで落ち葉を使ったアクティビティ


こんにちは、SMです。

今日は公園の人気イベント「ネイチャーゲーム」の開催日でした。
団体のお客様も急遽参加し、大人数での開催になったネイチャーゲーム。

すっかり秋めいた公園で落ち葉を使ったアクティビティが行われました。

ネイチャーゲームとは1979 年、米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏により発表された自然体験プログラムです。
いろいろなゲームを通して、自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的としています。
自然に関する特別な知識がなくても、豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しめるのが、ネイチャーゲームです。

色紙のシートを参考に公園内の自然の色を探すアクティビティ中。
紅葉、緋色、黄金色、黄檗色、朱色・・・。
日本の秋の色に対する言葉は様々。









拾った落ち葉がどんな顔に見えるかのアクティビティ。
見る方向によって、いろんな表情に見える!










ネイチャーゲームが面白いのは普段は気にかけない自然や環境に注目すること。
五感によるさまざまな自然体験や自然の美しさや面白さを発見できます。
どの葉っぱが顔に見えるかを探したり、それがどんな表情に見えるかを考えたり、ひとつのアクティビティにいろんな発見と考えが詰まってます。


次回は1月20日開催!
冬のアクティビティは一体何が行われるのか!!
ご興味ある方はどしどしコメントくださーい!!!

2012年12月1日土曜日

「わたしの城山」写真展開催!


こんにちは、SMです。

今年も「わたしの城山」写真展を開催することができました。

このたび県立津久井湖城山公園では、第二回目の「わたしの城山」写真展を開催することができました。この企画は、公園を訪れた方々によって撮影された作品を展示するものです。

 県立津久井湖城山公園には様々な魅力があります。戦国時代に築かれた津久井城などの歴史や里山に育まれ、多種多様な生き物がすむ自然、そして最近では四季の広場に多くの子どもたちが集まったとても賑やかな雰囲気など、一言では語り尽くせないものがあります。

 今回の写真展ではそんな津久井湖城山公園の魅力を公園を訪れた方々の視点で切り取り、大いに語っていただきました。集まった写真を通して、城山の四季折々に変化する様々な表情を見ることができます。
 展示を通じて、津久井湖城山公園の新たな魅力や知らなかった見所など知って頂く機会になれば幸いです。
 様々な視点から切り取られた、「わたしの城山」の作品群をどうぞお楽しみください。
 最後に今回の写真展を開催するにあたりご協力いただいた関係各者・団体の皆様に厚く御礼申し上げます。

―第2回津久井湖城山公園「わたしの城山」写真展
「はじめに」より

私は公園で開催される事業のなかで、この写真展が一番好きです。
写真を撮影される方々の様々な考えや思いが素直に作品に表現され、各人の城山へのこだわりがとても伝わります。
また、私がよく知る場所で、そこで各人が撮影する様子まで想像できるので、なんともほっこりした気持ちになります。

今回は総勢10点のご応募をいただきました。
まとめてみると、公園の一年間がきれいに集まり、公園の様々な四季を楽しむことができます。

新たに公園の魅力を知るもよし!
自分も参加して、「わたしの城山」を表現するもよし!

写真展は今月末28日まで開催しています。
皆様、ぜひ、足をお運び下さいませ!!

2012年11月30日金曜日

のんびり歩く秋の城山歴史登山ガイドウォーク



こんにちは、SMです。

やってきました、城山歴史登山ガイドウォーク。
今回は秋の城山をのんびり歩くことを目的にしました。

が、あいにくの天気。
天候は曇り。雨はなんとか上がったものの、なんともモノさみしい雰囲気です。
それでも、歴史登山ガイドウォークとなると、気分は高揚しますね。

まずはパークセンターの展示室でスライドを投影しながら、城山の全体をお話し、いざ山頂まで。
今回は特別に江戸時代のはじめに描かれた津久井城の古城図を持って、出発することにしました。

現在の地形と古城図に描かれた場所を合わせながら、現地では歴史のお話をしながら、のんびりと登山。
途中、まだまだ盛んなモミジが抜群に綺麗なポイントを通りました。
あいにく、喜びすぎて、写真撮影するのを忘れました。

またちょうど、相模原市の教育委員会が主催している津久井城跡市民調査団が「森のステージ」奥の「里山広場」で発掘調査を行なっている最中でした。
なかなか普段は接する機会が少ない発掘調査の現場を見学することができました。

発掘調査は12月5日までの予定です。





城山には戦国時代、江戸時代に利用されていた痕跡があちらこちらにあります。
ただ、どうしても葉っぱや土に隠れていたり、見えにくくなっています。
それは長い年月をかけて、土に埋まって行ったり、風化していったりと変化していった結果です。

なかなか案内板だけでは伝わらないところを一緒に歩いて、見て、お話しながら、津久井城を登山することは私にとってもとても嬉しい一日でした。

次回は1月12日に開催。
この日は下草も枯れ、葉っぱも落ちるのでとても散策するにはいい時期になります。
普段は案内しない場所もこの日は一緒に散策しようと思っています。
名付けて、「津久井城歴史縦走ウォーク」。

ご興味のある方はどしどし御連絡くださーい!


2012年11月25日日曜日

第10回収穫感謝祭を開催しました。


こんにちは、SMです。

さて、本日は収穫感謝祭の開催日でした。

今日この、「今日のこんにちは」を書くことになったのは誰かしらの陰謀かと思いながら、文章をしたためています。
さて、本日は津久井湖城山公園の一大イベントである「収穫感謝祭」の開催日でした。ボランティア・スタッフ総勢180名の方々にお手伝いいただき、イベントは開催されます。まだまだ収穫感謝祭のなかでできること、やらなくてはいけないこと、そしてできていないことなどなど色々なご意見があることは重々承知しています。
しかし、まず私たちは、中身ももちろんですが、多くのボランティア・スタッフの方々と一緒にお祭りを開催できることが最も嬉しいんですね。
その嬉しさを今日は抱き、筆を置くことにします。明日以降の脅威の片付けは今は考えず、健康的に帰路につきたいと思います。
改めて、ご来園いただいたお客さま、ご参加いただいたボランティア・スタッフの皆様、そしてお祭りを開催するにあたり、ご迷惑、及び多大なご協力を頂いた地元の皆様、本当にありがとうございましたーー!!!(SM)


「今日のこんいちは-11月25日(日)-」より

文章の手抜きではありません。
ここでは「今日のこんにちは」では書ききれなかったことやお見せしたいものについて、お話したいと思います。

今年の収穫感謝祭はすべてのブースの数は26。
参加団体は16を数えました。

特設ステージでは

毎年、「森のステージ」では演劇を行なっていますが、新たに研修棟前に特設ステージを設置。
そこでは二本松友和会による和太鼓、上溝ぼうち唄保存会さんによるぼうち唄、そして大沼土窯搗き唄保存会さんによる土窯搗き唄が行われました。






上溝のぼうち唄は戦国時代津久井城が落城したことを伝える唄が伝わっています

「津久井の城がおちたげな
弓と矢と
小旗(しょうき)の竿が流れてくる
それそれ粉んなれ粉んなれ」

まさか、津久井城でそれを観ることができるとは思っていなかったので、思わず感動しました。

 森のステージでは

「森のステージ」では劇団「ブラック・ロック」による寸劇「アラクモノ」が演じられました。
戦国時代津久井城を舞台にして、当時の民衆が主役の劇になります。
武田信玄の小田原攻めを契機にして、高まる緊張感を背景に津久井に落ちのびてきた武田軍の将兵と津久井の「アラクモノ」が出会うことに物語は始まります。




途中で矢沢永吉ちゃんがでてきたりと素直に面白く、またもう一方で戦国時代の雰囲気を感じる舞台でした。
また見たいなぁ♫


里山広場では

現在、津久井城址市民調査団による発掘調査が行われています。
この日は発掘調査の現地説明会が開催されました。
なかなか普段は馴染みのうすい調査現場ですが、この日は近くでみることができました。






他にも


竹細工製作体験コーナーではお箸や竹ポックリなどの様々な道具を作ったり、











 ぐるぐるパンコーナーでは竹に蒔いて、炭火で炙ってパンを作ったり、












バームクーヘンコーナーでは煙をよけながら、バームクーヘンを作ったり、











他にも様々なテントブースや体験が盛りだくさんの一日でした。










最後に改めて、ご協力いただく地元の方々やボランティアの皆様、そして、ご来園いただいた皆様に御礼申し上げます。
本当にありがとうございましたーー!!!

来年も11月の最終週の日曜日に開催しまーす!!!!
もし、出展やご参加にご興味をお持ちの方はどしどしコメントくださーい!!!!!

2012年10月20日土曜日

オカリナフェス開催しました。


こんにちは、SMです。

本日はオカリナフェスの開催日でした。

総勢、27組!
出演者数100人近く!!

オカリナ演奏者がものすごい沢山集まるこのイベントは津久井湖城山公園の名物イベントです。
主催はオカリナ演奏者の「オカリナ・ゲンセキ」さん。
オカリナ大好きの好青年です。

童謡からクラシック、ポップス、オリジナル曲まで盛りだくさん。
オカリナもおそらく皆さんがイメージするものだけでなく、様々な形、大きさがあります。
中には自分で手作りのオカリナを持参する方もいます。

自分の思った音を出すには自作することも重要なところになるとのことです。

それにしてもオカリナの音色は公園の森のステージによく似合います。
スギの木立に囲まれたステージに夕日が沈みかけることに差し込む光、そして流れるオカリナの音色。そこには時々、鳥の鳴き声もアンサンブルとして加わり、絶妙な時間が流れます。

これは体験した方にしか伝わらないかもしれませんが、とにかくとても素敵な雰囲気なのです。

知らなかったオカリナの魅力に気づくことができると思うので、是非是非皆様、来年度は足をお運びくださーい!!



2012年10月13日土曜日

第5回もりの音楽会を開催しました。


こんにちは、県立津久井湖城山公園スタッフのSMです。

本日はもりの音楽会。
今年で5回目を迎えました。

今月は他にも和太鼓やオカリナフェスなど毎週何かしらの音が流れる音楽月間になっています。

今回の「もりの音楽会」は総勢12組の出演者を数えました。
オカリナ、シャンソン、クラシック、ポップスなど様々なジャンルの音楽が奏でられました。
また地元中野中学校から吹奏楽部も出演していただき、もりの音楽会に花を添えました。


2012年9月18日火曜日

収穫感謝祭と来年度に向けて


SKTボランティア公園班の活動として「津久井の養蚕」を扱い、いよいよ11月の収穫感謝祭も近づいて来ました。

今日はその収穫感謝祭と来年度継続していく上での今年度のまとめについてお話しました。

今年の収穫感謝祭では公園班として養蚕に関する浮世絵と民具を展示、そして公園で育てた蚕の成長過程のスライドビデオを作成することにしました。

写真を見ながら、どんな内容にするかやどんな情報が今、手元に足りないかなどなど。数分の映像でもとても時間がかかる作業になります。




そして、来年度に向けての準備作業については前回の公園班の記事でお話したとおり、今年はかなり手広く調べ物をしました。

そこででた課題は今年出た課題や疑問点、そして積み残しになっていることを忘れてしまうかもしれない(笑)ということですね。

ただでさえ好奇心旺盛な公園班の皆様は次から次に色々な発想が生まれていきます。
そんな発想を忘れず、次に繋げていくために・・・ということで、次回までに自分が担当したところについてでた課題を箇条書きで記すこと。
それを次回の活動日に持ち寄り、さらに自分が忘れていることもありえるので、みんなで思い出して整理することになりました。

ここができれば来年度同じ事をせず、次の作業に入っていけることでしょう!!


2012年9月16日日曜日

甲冑製作はじめました。


我等が津久井衆甲冑隊と歴史班はこの度同盟を組み、ともに甲冑製作を行う契りを交わしたでござる。

とムズカシイ言葉使いは後回しに本日は甲冑製作はじめましたについてお話しましょう。
今回は私のほうが甲冑製作の勝手がわからないということで、まずは実験的に1つ作ってみることにしました。
来年度以降、またみんなで作れたらなぁと思っています。

さて、今回は甲冑製作にあたり、津久井衆甲冑隊として活動していただいている方に講師になっていただきました。
手作り甲冑は好きな方々が集まり、各地で製作されています。
例えば鉄板をつかったもの、紙でつくったもの、そしてプラスチックでつくったもの。
などなど材質からして様々。
これにデザインや見た目を入れるともっと多種多様な甲冑が作られています。


今回、私達が作るのは「まずは一つ目を!」ということでプラスチックの素材で作るものにしました。
見た目については戦国時代の武将が着ていた甲冑を集めた書籍を参考に、「あーでもない、こーでもない」と議論。「いやぁ、当時の人達はシャレオツですね!」と作るとなった途端に見えてくるこだわり。
手間と時間を考慮して、なんとか今回の目標地点を決めることができました。

そして、実際に製作の段になるのですが、用いた素材に設計図を書いていきます。

マジックで何センチ、何センチと幅を決めていく作業です。

このとき、最終的に紐を通す穴の数も考慮に入れなくてはなりません。
ちなみに紐は通せば、通すほどに甲冑の見た目は迫力を増します。其の反対は「いわんや・・」



そのあたりの塩梅を取りながら、設計図を描きます。
結局、私たちは当初は同時に2つ製作する予定でしたが、二人一組で1つ作ることに”専念”します。
「まずは一つ!!」を合言葉に、今年11月に開催される収穫感謝祭でのお披露目を目指して、これから汗を流します。



2012年9月8日土曜日

夜にうたうたげをあげる



本日は夜7時から「うたうたげ」さん達による音楽の庭「夜の森 アフリカの響き」と題するイベントがありました。

うたうたげさん達のイベントは

・0歳からマリンバなど生の音楽を全身で楽しもう♪
・歌っても踊ってもグズってもOK!


という、とても大きな特徴を持っているありそうで、なかったコンサートです。


今回は「夜の森 アフリカの響き 3匹のやぎのがらがらどん」です。
マリンバと太鼓の音に合わせて、スクリーンに映る影で表現されたパフォーマンスです。

中身については・・・、うん。
文章で表現するには私の文才が足らないでしょう。

感想だけお話すると、
ん~、全体がぴったりはまっているという感じです。
わかりにくいですね 笑

リズムを付けて響く迫力のある太鼓の音があって、これまで何度も聞いたことのあるマリンバが奏でる音がある。そこに影が重なると、夜の雰囲気とあいまってなんとも言えない空間ができあがりました。

イメージだと、
焚き火を囲んで、なんとなく火に集中しながら、心地良い空気が流れる感じです。

いやぁ、わかりにくいですね 笑
おそらくこれ以上の表現は私にはできないでしょう。

つまり、要点だけお話すると楽しかった!ということです。

しかし、このままでは「うたうたげ」の良さが伝わらない。
そこで今回は趣向を換えて、写真を多めに掲載することにしました。










うたうたげ、関係者の皆様
本当にお疲れ様でした。

さらに、準備の段階からお手伝い頂いたSKTボランティア様。

ありがとうございましたー!!

2012年8月22日水曜日

津久井城跡市民遺跡調査団活動第3回


本日は津久井城跡市民遺跡調査団の活動日でした。
前回お話したようにこの活動は相模原市教育委員会、相模原市立博物館とそして、我々(公財)神奈川県公園協会の連携事業でそれぞれの団体に所属しているボランティアさん達と一緒に調査を行うものです。
調査にあたっては今回や前回のような講義や研修、そして発掘調査から調査成果の展示まで様々な活動を1年に渡って行います。

さて、第3回目となる今回は前回の津久井湖城山公園の歴史担当である野口氏による「 津久井城にはどんな施設があったのか~中世城館建物概論」という題目でお話がありました。

今回のテーマを調査団の講習会として取り上げたのは昨年度の発掘調査では「柱穴」とかんがえられる穴ぼこが発見されたんですね。
場所は現在、「森のステージ」がある場所の沢を渡って、向かい側にある平場付近です。
このあたりはこれまで調査が入ったことはなく、どのような機能をもつ曲輪(平場・人為的に平らにした場所のこと)なのかはよくわからなかったのです。



そのような場所で建物の柱の穴が発見されたことはこれからのこの場所を考える上で、とても重要な成果なのでした。

そして、それでは中世戦国時代にはどのような建物が、どのような構造で作られていたのか、または見た目はどんなふうなのか?ということを考えてみようということで、今回の野口さんの講習になりました。

内容は「津久井城にはどんな施設があったのか 」ということで、これまで発見された建物跡や施設などの写真についての説明。
その後、復元された史跡、例えば一乗谷朝倉氏館のところや甲州の館跡などを参考に確認。
ほかにも、絵巻物に描かれた建物の絵をみることで、とてもビジュアルに当時の建物を知ることができました。

ポイントは絵巻物や復元された建物と異なるところである、発掘調査では痕跡はとても残りにくいというところです。
一緒に出土した道具やカスガイなどの建築に使われるものなどなど、もちろん柱穴などの穴ぼこも含めて、様々な情報から読み取ることが大切だいうことがお話にあがりました。


そう、そして、いよいよ測量・発掘調査研修や現地での発掘調査が近づいてきました。
次回は小田原のほうへ参上し、八幡山古郭などを見学に行く予定です。

2012年8月20日月曜日

「絹の道」は続く



絹の道に興味を持ち始め、考えてみようとなってから早半年が経ちました。
今回の企画は秋口11月に開催される収穫感謝祭で発表するという終着点があります。

いよいよ残りの活動日が3回に迫った今日はこれまでの確認と、収穫感謝祭での発表内容についてお話をしました。

しょっぱなから脱線ついでに今回の企画について書いてみましょう。
「絹の道」について調べるという企画はとても面白いものです。
何が?と聞かれるので早速答えましょう。

津久井の地域性や都市の関係、そして甲州街道や相模川という流通経路、経済などなど一つの「絹の道」という大テーマを取り巻く小テーマがたくさんあります。
そんな切り取るところがとても多種多様な視点で見ることができるのがこの「絹の道」が面白いところです。

もう一方で実はここに課題がありました。

ひとつひとつのテーマが面白すぎて、みんなで手を広げすぎたことです。

一年ではまとめきれませんでした 笑
笑っておきましょう。

そこで私達が考えたのは「絹の道」については2年計画で行うというものです。
今回の収穫感謝祭での発表は養蚕についての一連の流れについての展示、津久井周辺の流通経路について、そして、蚕が育つ様子を表す映像を表現するというところまで。

その後に各時代ごとの道についてや、津久井地域の養蚕とそれに伴う商品の流通に大きく関与した久保田酒造さん、そして津久井周辺の養蚕にまつわる神社などなどを整理していく。

そんなふうな2年計画で実施することを皆で話し合いました。

このあとはこれまで持ち寄った資料をもとに具体的な展示準備を進めて行きます。
10月頃にいったんの整理として展示を行い、その資料に他の資料も加えて収穫感謝祭での展示を行う計画です。

また展示についてはお話していきますねー!

2012年8月8日水曜日

蚕成長観察日記まとめ


パークセンターでは6月23日から7月16日にかけて蚕を育ててきました。
総日数24日。蚕の成長をまとめました。
卵から蚕が繭になるまでの過程です。

6月23日 26度 50~52% すでに「毛蚕(けご)」誕生。黒い卵は抜け出ると白い抜け殻になる。桑の葉を細かくして餌にする。食欲旺盛。












6月24日 卵のついた紙はほとんど真っ白。ほぼすべて誕生する。
6月25日 体長5mmに成長する「毛蚕」
6月26日 22~25度 40~46% 「眠」にはいっていて活動せず。
6月27日 25~26度 45% 2令。葉を食べているもの、じっとしており活動しないもの様々
6月28日 24~26度 50~55% 体長8mmくらいに成長。
6月29日 24~26度 60~62% 桑の葉は蚕が食べつくし、穴だらけになる。レース状にあとがのこる。再び「眠」に入る。

 
6月30日 26度 55% 体長1cmを超えるまでに成長。中には2cmを超えるものもいる。

7月1日 25度 56% 夕方には2.5cmまで成長する。3令。桑の葉の葉脈だけを残し、きれいに食べてる。
7月2日 24度 60% 食欲旺盛。「眠」中のカイコもいる。
7月3日 25度 60% 2.5cm大のものもいる。
7月4日 25~27度 60~70% 蚕の脱皮殻があちこちに散らばる。フンも大きい。あまり動かないものもいる。




7月5日 25~26度 62~68% 体長3.5cm。すごい食欲旺盛。
7月6日 バリバリ食べてる。
7月7日 25~27度 70~73% 「眠」にはいっている。16:30頃、また食べ始めた。










7月8日 24度 65% 4.5cm大のものも。4令である。
7月9日 葉っぱをどんどん食べてる。











 
7月10日 28度 55~60% すごい食欲。6.5cmまで成長。5令。朝入れた桑が夕方にはないほどに食欲旺盛。
7月11日 25~27度 55~60% 食べてる蚕とちょっとの一休みをしている蚕がいる。
7月12日 26~27度 60% 7cm大まで成長。
7月13日 26度 60% 糸をはきはじめた蚕もいる。
7月14日 まぶしでも10匹位がマユを作り始める。





7月15日 26度 52% 半分の蚕はマユになった。













7月16日 26~28度 50~60% 蚕のほとんどマユになった。

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